視点を変えて探してみよう!
やりたくない仕事から探しましょう
適職を探すために、やりたい仕事を探すだけではなく、視点を変えて「やりたくない仕事」を探すという方法があります。やりたくない仕事は適職ではない可能性が高いため、適職候補から外すことができます。適職候補が減るため仕事を探しやすくなるでしょう。
さらにやりたくない仕事の裏側に、適職が隠れていることがあります。例えば、地味な仕事だけはやりたくないという人は、その裏側にある派手な仕事や、人前に出る仕事が適職という可能性があるからです。同じように人前に立つ仕事だけはやりたくない人は、パソコンの前で黙々と作業をしたり、倉庫内などで働く仕事が適職なのかもしれません。
職種から探さないようにしましょう
適職探しをする時に職種名をあげようとすると、自分の知識の中にある職種ばかりをあげてしまいます。しかもその職種のイメージがあまり詳細でないこともあります。例えば「営業」という職種があります。営業の仕事をイメージすると、真夏の日差しの中、汗をふきつつ新規開拓のため街を駆けずり回っているサラリーマンが思い浮かぶかもしれません。しかしそのイメージが正しいとは限りません。営業職は全ての企業の根幹を担っている仕事です。もっともスマートな営業の仕方があり、世界的な企業を相手にするような大きな舞台で活躍する営業職の人もいます。まだ仕事の知識が少ない間は、職種から適職探しをするのは危険です。
仕事中の行動をイメージしましょう
適職を探す時は、自分が仕事中にしてみたい「行動」をイメージしてみましょう。仕事中に「細かい作業をしたい」「単純な作業をしたい」「創造的なアイデアを出したい」「人とたくさん会いたい」など、たくさんの行動がイメージできるでしょう。その行動ができる仕事から適職選びをすると、大筋で仕事選びを間違えずに済みます。もっと具体的に「プログラムを作りたい」「アクセサリーを作りたい」「ファッションアイテムを販売したい」というイメージが浮かぶ人もいるかもしれません。そのような人は、適職探しのゴールが目の前に来ている状況です。その行動をいつも取れるような仕事を探してみましょう。
テンションが上がることは何でしょう
自分の趣味には、お金を掛けても苦にならないと思います。なぜならお金を払ってでもしたいほど、その趣味が好きだからです。適職は趣味の中に隠れているかもしれません。もし旅行が趣味ならば、旅行会社の添乗員が適職かもしれませんし、海外赴任がある商社などの仕事が適職かもしれません。適職を探す時はつい「仕事」という枠に捉われがちですが、もしかしたら趣味が仕事になるかもしれません。仕事にはならないと思っていたことが、実は仕事になるかもしれません。まずは趣味のように、自分のテンションが上がることが仕事になるかどうかを考えてみましょう。
そして自分が仕事をしていることを想像した時にテンションが上がるような仕事も適職候補です。その仕事をすることを想像しただけでワクワクした気持ちになれるような仕事なら、やりがいを持って仕事を続けられそうです。